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■スポーツに散策に、東京都民の憩いの場となっている荒川河川敷。
その川沿いの伸びやかな環境に、
皇漢薬品研究所の赤羽新工場が完成しました。
6月下旬のある一日、猛暑を予感させる晴天のもと、
一人のジャーナリストが新工場を訪問しました。
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●ボトリングラインは完成品を瓶詰めする最もデリケートな工程です。高度な気密性 を保った空間で、ほぼ自動的にボトリングの作業が進んでいきます。
●4室に分かれ微生物検査・各種実験・品質検査を行うことの出来る試験・研究室
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■皇漢薬品研究所の赤羽新工場が、この3月に完成したそうです。ニュースを聞き知った私は、先般、高名なカウデン博士の講演(編集部注:21号で紹介した「サメントとノニの奇跡」)に招いていただいたよしみでお願いし、見学に伺うことにしました。ここが、業界で最高水準の環境を整えた、最先端の健康食品工場だと聞いていたからです。後学のための取材というわけです。
■東京都庁のある新宿から16分。交通至便な埼京線・北赤羽が、皇漢薬品研究所赤羽工場の最寄り駅です。教えられたように工場を訪ねると、呉明輝社長がじきじきに入り口で出迎えてくれました。出来上がったばかりの新工場には、ほかの報道関係者も何組か取材に訪れていました。
■まず通された日当たりのよい応接室は、まだ塗料のにおいが抜け切れていませんでした。そこで見学の注意事項を説明され、簡単なインタビューを済ませます。このところ、消費者保護の観点から健康食品の基準整備(規制)が進んでいます。代表的なのが、「特定保健用食品」などを定めた保険機能食品制度ですが、私自身は、そのような規制強化は資本力のある大手企業に有利なものとも感じていました。健康食品の市場を大資本が席巻、ひいては寡占化につながりかねないとも思っていたのです。
■しかし、呉社長は、基準の明確化は「歓迎すべき傾向」と言います。「行政の動きもあって、健康食品を供給するメーカー側も、食品に期待される作用のエビデンス(根拠)を重視する傾向を強めていますが、それは本来あるべき姿だったのです」。これが、皇漢薬品トップのスタンスなのでした。あらためて知ったのですが、皇漢薬品研究所の工場は、健康食品のみならず、化粧品、医薬部外品、そして医薬品までを製造できる工場として認可されているそうです。
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●私も白衣を着て工場内に入りました。試験研究室で、成分分析結果のサンプルをコンピュータのモニターで説明してもらっています。
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■工場の作業工程を見学するには、従業員の方と同じように、白衣と帽子を着用し、マスクを着けないといけません。管理スタッフに案内された私は、借用した白衣に袖を通して丹念に手洗い後、衣類のチリを飛ばすエアシャワーを通って工場内に入りました。
■工場は、大まかに、1製造ライン、2包装ライン、そして、3試験研究室に分かれています。最初に入った製造ラインは、秤量室(材料を計る)→造粒室(材料を粉砕する)→混合室(材料を混ぜる)→打錠室(形にする)→コーティング室(錠剤にコーティングをする)という流れになっていて、ピカピカの機械に少数の技術者が張り付いていました。
■製品や半製品は、気温18度、湿度20%に保たれた中間保管庫で、青いタンクに保管されます。このエリアでは、製造中の品質保持が、いちばんのキーポイントなのです。
■順番にエリアを移動していくと、部屋ごとに空気の管理をするシートシャッターが細かく設けられていました。
■次の梱包ラインは、製品(主に錠剤)を自動で瓶詰めし、さらに箱詰めした後、フィルムでラッピングするところです。多くのスタッフが整然と立ち働いていました。
■このエリアでは、チリひとつ入れない気密性が勝負。特に、ボトリングをする充填室は工場の中心的設備で、完全に密閉を保っているエリアです。壁に組み込まれた大きな集塵機が印象的で、医薬品の製造ラインと同じ“ヘパ”クラスの集塵フィルターが稼動して、ごく細かい微粒子まで除去しているということでした。このあたりは、デリケートな環境に足を踏み入れなくても、窓越しに現場を見ることができるように、見学専用の通路と窓が設けられていました。
■最後に入れてもらったのが試験研究室で、全部で4つの部屋に分かれています。私が入ったときは、微生物試験研究室に「試験中につき入室禁止」の札が出ていて、張り詰めた空気が漂っていました。でも、ここではマスクを取ることができます。やっと深い息を吸いながら、研究室のコンピュータで成分解析のサンプルを説明してもらいました。
■皇漢薬品研究所は、シダ抽出物やサメント抽出液をはじめ、多くの健康食品を世に送り出していますが、そのすべてについて購入材料を厳選したうえ、自社の品質検査室でもクロマトグラフィーなどを駆使した分析を行っています。「公共の研究・分析機関と連携を取りながら、より自社の研究設備を充実させてきた」(呉社長)という営為の到達点です。自信を持って勧めることのできる製品づくりにあくまでもこだわる姿勢が垣間見えました。
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